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盲導犬について

盲導犬 = 視覚障害者の安全で快適な歩行をサポートする犬です。

全国で966頭の盲導犬が実働しています。(2016年3月31日 社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会自立支援部会盲導犬委員会調べ)

全国には31万人の視覚障害者がおられますが、その中で適応があり、盲導犬との生活を希望されるであろう人の数は、3,000人と言われています。

そんな盲導犬が教えてくれるのは、実は、3つ。

  1. 曲がり角
  2. 段差
  3. 障害物

この3つを立ち止まったり、避けて教えてくれることで、ユーザーである視覚障害者は、これらの情報をご自身で頭の中で組み合わせ、安全で快適な歩行を可能にしているのです。また、白か黄色のハーネス(胴輪)をつけています。

視覚障害者は、ご自身の頭の中に【メンタルマップ】という地図を思い描いて、歩いておられます。例えば、「自分の家の玄関を出て右折」→「2本目の角を左折」→「3本目の大通りに出ると点字ブロックがあるから、それを辿りながら右折」→「50メートルほどで信号」→「信号を渡ったら直進30メートルで歩道橋があるので渡る」「渡り終えたら2本目の角を左折」→「20メートルほどで」目的地(駅等)に到着」 という感じです。

盲導犬が居ると、これらの曲がり角・段差・障害物(点字ブロック上の放置自転車や駐車中の車など)を教えてくれ、安全に快適に歩く事ができます。そして、何より早いのです!よくユーザーさんから「見えていた時と同じスピードで、風を切って歩ける事が、何より嬉しい!」と聞いています。

盲導犬に関しての誤解の中で、「信号の色を教えてくれるんでしょ?」という質問。そう思っている方、多いのでは?

実は・・・盲導犬は信号の色は教えてくれません。 残念ながら、犬は人間のように沢山の色は見えません。ですので、犬は横断歩道の手前まで角や段差を教えてはくれますが、信号はわかりません。

視覚障害者の方々は、白杖を使っていても、盲導犬と一緒に居ても、音を頼りに信号を渡らなければなりません。最近のハイブリットカーの静かさは、とても怖いと仰います。

 

ですから、是非皆さんにお願いしたいのが、【横断歩道で視覚障害者(白杖or盲導犬)を見かけたら】…『青になりましたよ』とお声掛けください。それは、大きな安心・安全に繋がります!また、頭の中に地図が無いところでは、盲導犬が居ても、全く歩けません。盲導犬と一緒でも、迷っている様子や困った様子が見られましたら、是非、「何かお手伝いしましょうか?」とお声掛けください。

もちろん、電気自動車やハイブリットカーの運転、アイドリングストップをされる場合等は、周囲の人に気を付けて運転しましょう!それは、視覚障害者だけでなく、高齢者・子ども・全ての人に対する思いやりの気持ちにつながると思います♪