特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター|身体障害者補助犬に関する情報提供、相談業務を行う学術団体です。

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FAQ-0039「補助犬法に罰則はある?」

 補助犬法では、公的な機関や公共交通機関、不特定多数の人が利用する施設などでは、補助犬の同伴を受け入れることが義務化されています。ところが、飲食店や医療機関などで同伴を拒否されてしまうユーザーさんがまだまだいらっしゃいます。
 お店などの事業者が同伴拒否をして、補助犬法に違反した場合、罰則はあるんでしょうか…?

 実は…補助犬法に罰則は「ない」んです!!
 「罰則があれば、同伴拒否されてしまうユーザーさんが減るんじゃないの…?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は補助犬法に罰則がない理由のひとつには、ユーザーさんたちの強い想いがあります。
 その強い想いとは…お店などの施設に、「罰則があるから、ユーザーさんと補助犬を受け入れます」と言ってほしくない!という想い。
 補助犬たちはユーザーさんによってしっかり行動・衛生管理されていることを、受け入れ側の施設の方たちにきちんと理解してもらって、「補助犬なら大丈夫ですね!どうぞ、一緒にお店に入ってください!」と、気持ちよく受け入れてくれるような社会になることが、ユーザーさんたちの希望です。
 法律の罰則という強制力のあるものではなく、補助犬について正しく理解を示したうえでの受け入れが大切です。
 そのためにも、補助犬のこと、ユーザーさんのこと、もっともっと知って、周りの方にも教えてあげてくださいね!