特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター|身体障害者補助犬に関する情報提供、相談業務を行う学術団体です。

ホーム > よくあるご質問  > 2021年6月のよくあるご質問

FAQ-0037「盲導犬ユーザーさんが持っているビニール袋とベルトは何に使う?」
 2021年6月29日 掲載

 盲導犬ユーザーさんが持っている便利グッズのこと、ご存じですか?
 ベルトのようなものとビニール袋をセットで使うみたいです。何に使うかわかりますか?

 盲導犬ユーザーさんが持っているベルトとビニール袋は…「盲導犬のトイレ」に使います。
 目が見えない人がどうやって盲導犬のトイレを片付けるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。実は、目が見えなくても周囲を汚さずに片付けられるものが、今回のクイズで紹介した道具なんです!

まずは、ベルトについている2つのフックにビニール袋の片方の持ち手をひっかけます。そして、ベルトを犬のおなかに巻いて…
ビニール袋のもう片方の持ち手に犬のしっぽを通したら…
完成!「ワンツーワンツー」の掛け声で、盲導犬たちはトイレを済ませます。排せつ物は凝固剤を入れた袋の中にたまるので、地面を汚すことはありません!便利ですね!

 そして、補助犬たちのトイレのタイミングはユーザーさんたちがしっかり把握しています。決して犬たちに我慢をさせないように、その日の犬の体調や1日のスケジュールを考えているので安心してくださいね。


 



FAQ-0036「聴導犬が最初に誕生した国は?」
 2021年6月15日 掲載

 FAQ34FAQ35で、盲導犬と介助犬が誕生した国がわかりましたが、最後は聴導犬について!

 聴導犬が最初に誕生した国はどこでしょうか?



 聴導犬が最初に誕生した国は…「 アメリカ」です。聴導犬の発祥は1975年のアメリカと言われています。
 とあるラジオの番組に女性が、「家の中で鳴る音を教えてくれるように、犬を訓練できないか」と投稿したことがきっかけだったそうです。

 日本での聴導犬の歴史は1981年の国際障害者年に始まりました。はじめは、アメリカでの写真や文献を参考に訓練をしていたそうです。
 ちなみに、2002年に補助犬法ができて最初に認定された聴導犬は、当会の理事も務めている、松本江理の初代聴導犬 美音(みお)ちゃんです。(現在は3代目聴導犬チャンプと生活しています)
(聴導犬の歴史については、日本聴導犬推進協会さんのウェブサイトを参考にさせていただきました)



サイト内検索

カテゴリー検索

リンク

補助犬に関するFAQです

 

啓発資料 DVD・グッズをご活用ください

 

書籍・マニュアル

 

チャリティストア

 

心のバリアフリー教材