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第6回「都営バス巣鴨自動車営業所:身体障害者補助犬ユーザー受け入れ講習会」

都営バス 巣鴨自動車営業所 「身体障害者補助犬ユーザー受け入れ講習会」

講習中

 2016年10月12日、都営バス巣鴨自動車営業所様より依頼を受け、盲導犬ユーザーさん1名とご一緒に、都営バス乗務員の方を対象にした「身体障害者補助犬ユーザー受入れ講習会」を行いました。
 前半は、盲導犬、介助犬、聴導犬、3種の補助犬について簡単に紹介をしたうえで、身体障害者補助犬法や2016年4月に施行された障害者差別解消法についてご説明をしました。
 また、盲導犬ユーザーさんからは、これまでバスを利用して嬉しかったこと、困ったことなどをお話いただきました。「犬の嫌いな方が同じバスに乗り合わせた際には、乗務員の方からの「みんなで仲良く乗りましょう」という一言で気持ちよくバスを利用することができました。」というエピソードに、受講者の皆さんも笑顔を浮かべておられました。

 講習会後半は、バスの実車を使わせていただき、実際のバス利用時のご案内を体験していただきました。バス停に到着した際には、外向けのマイクを使って行き先を伝えることや、空いている座席などに声で誘導する方法などを実際にやっていただきました。また体験中は、盲導犬を連れた視覚障害者だけに限らず、介助犬をつれた車いすユーザーが利用する際にはどのようにご案内したらよいのか、などを想定し、盲導犬ユーザーさんを交えて皆さんで活発に議論をされていました。
 今回の講習で巣鴨自動車営業所の皆様は、補助犬や障害者に対してとても興味を持ってくださり、盲導犬ユーザーさんにも積極的に質問をされていた姿が印象的でした。

乗車体験

乗車体験


ポスター



 また、後日営業所の方から、講習会の様子をまとめたポスター(新聞)や、営業所内で募っていただいた募金による寄付もいただきました。講習を受けた方の感想を簡単にご紹介させていただきます!!

(都営バス巣鴨自動車営業所 講習受講者感想一部抜粋)

  • 今回ユーザーの話を聞いてみて、ユーザーと盲導犬の信頼関係はかなり親密である。私たちも、人間にしかできないサービスを提供し、障害者の方が安心してご乗車できる環境づくりができれば良いと考えています。
  • まずは、我々交通機関従事者が補助犬に関する正しい知識を身につけることが大切だと痛感した。近い将来、交通局の正式なカリキュラムとしてこのような研修を組み込んでほしいと願うばかりだ。



 補助犬ユーザーさんに実際にお会いしてお話をすることは、補助犬理解や障害者理解の一番の近道だと思います。今後も様々なところで、こうした機会をご提供できるよう頑張ってまいります!!(第6回・UDアドバイザー通信)