特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター|身体障害者補助犬に関する情報提供、相談業務を行う学術団体です。

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UDアドバイザー通信 2022年の記事一覧

第16回「情報アクセシビリティの充実に向けて」
 2022年10月28日 掲載

 現在放送中のドラマ、Silent(サイレント)で活躍している「UDトーク」が話題になっていますが、当会でも様々な形で「情報アクセシビリティ」の充実に向けて取り組んでいます。

今回は、当会が大切にしている「情報保障」について、当会理事の松本よりご紹介したいと思います。

 

情報アクセシビリティの充実に向けて

理事:松本江理

 私たち日本補助犬情報センターは、補助犬の育成を行なっている団体ではありません。また障害当事者の団体でもありません。補助犬と暮らす(あるいは補助犬を希望する)障害当事者と、補助犬を育成する人々(団体)、そして、それらを取り巻く社会の人々・企業・団体・地域をつなぐ第三者機関として、補助犬と関わる人々を含めたすべての人が暮らしやすい社会を目指した活動をしています。

そんな「すべての人々」の中に、私たちが当たり前のように得ている情報を得ることができない、あるいは得にくい人々がいます。

その代表的なものといえるのが、視覚に障害がある方にとって視覚情報聴覚に障害がある方にとっての聴覚情報です。

補助犬に関わる活動であれば、必然的に視覚障害、聴覚障害の方達と関わることになります。すべての方にできる限り、等しく情報を提供したい、しなければならない!ということから、当会の「情報アクセシビリティ」への挑戦が始まりました。

 

*********

 

 「障害者のアクセシビリティ」というと、段差の代わりにスロープを、階段の代わりにエレベーターを、というような移動上の困難解消、つまり、「行きたい場所」へのアクセスを指すことが多いと思います。けれども目的地にたどり着くためには物理的な移動だけでなく、「情報」が必要になります。当会では、「情報」を提供するにあたり、この情報アクセシビリティを考慮した活動になるよう心がけています。

 まず、視覚に障害がある方への情報提供に関しては、読み上げソフトなどで読めるようなテキストファイルでの提供などに取り組んでいます。もちろん、必要に応じ、外注で点字資料を用意することもあります。まだまだ機材や予算の関係で十分に対応できない点もありますが、当事者の皆さんの声を聞きながら、できる限り取り組んでいます。

 また、聴覚に障害がある方へは、これまでもイベント等には手話通訳を配置してきましたが、中途失聴や難聴など手話を母語とされない方も多くいる現実もあるため、文字情報(字幕)の提供も行うこととし、数年前から、「コミュニケーション支援・会話の見える化アプリ」【UDトーク(ユーディートーク)】 を導入しています。

UDトークは音声を認識し、リアルタイムで文字化するアプリで、聴覚障害当事者の方がコミュニケーションツールの一つとして活用しているアプリですが、当会では、「話し手が伝えたい内容・情報を、聴覚に障害がある方に伝えるため」のツールとして、捉えています。このアプリを導入したことで、対面・オンラインの講演やイベントでリアルタイムに字幕を表示させることができ、より多くの方の参加への後押しとなっています。実際に、「字幕のおかげで、話の内容がきちんと伝わり、理解ができた」などの声をいただいています。

 

    補助犬議連でも大活躍!

さらに、UDトークでは、リアルタイムでの字幕化だけではなく、ログ(記録)として残すこともできます。そこから映像等の字幕データも作ることができるため、動画への字幕付けも簡単にできてしまうんです!

 

こちらの動画もUDトークを使って字幕データを作成しています。

 

 もちろん、コミュニケーションツールとしてもフル活用しています。事務局スタッフは手話の習得が挨拶程度の初心者レベルですが、理事の松本だけでなく、聴導犬ユーザーの方たちと、筆談ならぬスマホ談に花が咲くのも、このようなツールのおかげと言えます。

また、UDトークはリアルタイムに翻訳もできるため、聴覚障害者のみならず、同じように情報を得づらい外国人の方々への対応にも活かしていくことも考えています。

私たちは補助犬ユーザーを通して、このような「情報アクセシビリティ」を考えるようになりました。そして、企業研修などの場において、実際にUDトークを運用することにより、「情報アクセシビリティ」の大切さをお伝えしています。

 

 私たちが発信する情報は、それを受け取ってくださる方がいて、初めて意味のあるものになります。限られた予算と人手の中で、すべて完璧に対応することは難しく、もどかしさを感じる時もありますが、さまざまなツールも活用しながら、これからも一人でも多くの方に正しく役に立つ情報を伝えていきたいと思っています。

 

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 誰でも簡単に使えるUDトーク、ぜひこれを機会に皆さんもチャレンジしてみては?UDトークの公式ウェブサイトもぜひご覧ください。

また、当会では【補助犬や福祉関連の内容】に限り、イベントや会議でのUDトーク運用のサポートや運用を行っています。(日時や内容によっては対応できかねる場合もございます)

運用に関してご興味のある方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

 



第15回「バリアフリー観劇」
 2022年10月17日 掲載

今回のUDアドバイザー通信では、当会理事松本&聴導犬チャンプ、アドバイザー中山さん(白杖ユーザー)、事務局スタッフの馳川で、訪問したバリアフリー観劇会の様子についてお伝えします。

 


バリアフリー観劇に行ってきました!

理事:松本江理&聴導犬チャンプ


 目が見えなくても耳が聞こえなくても、テレビを観たいし、映画館で映画も観たいし、舞台演劇も楽しみたい。

そんな当たり前のことも少し前まではほとんど叶うことがありませんでした。

でも、少しずつ変わってきています。
字幕がついたり、音声ガイドがついたりする作品が増え、私たちの楽しみの枠が広がりつつあります。

そんなサービスの提供をしているサービスの一つがUDCast。
私が劇場で邦画を観るためには、このサービスが不可欠です。


「UDCast は、アート・カルチャー体験の可能性を広げるバリアフリー協働のプラットフォームでありシンボルです。」
UDCastサイトより)


 そのUDCastのメルマガで、劇団・ヨーロッパ企画の舞台「あんなに優しかったゴーレム」がタブレットでの字幕に加えて、音声ガイドに対応するということを知った私。

メルマガでの情報によれば
①視覚障害者向け音声ガイドの提供(上演回限定)
②上演前に舞台装置の説明会実施
③キャスト総出演による登場人物の事前説明の映像提供
④駅からの送迎(希望制)
⑤介助者半額

視覚障害の方が舞台を観に行くにあたって、「あったらいいな」と思えるものが並んでまして、なんだか感動。
しかも申し込みのための連絡事項の中に「補助犬の有無」があるじゃないですか!!

これは行かないわけにいかない!
さっそく、情報センターのバリアフリーアドバイザーの中山さんと、センタースタッフ馳川も誘って観に行くことに!

この3人組でこれまでも、あれやこれや「バリアフリー企画」「ユニバーサルデザイン企画」に駆けつけ、レポートと称して楽しんできました。


 

◆バリアフリー能楽観劇|ぶーみおちゃんぷ @boomio1919 #note

https://note.com/boomiochamp/n/n46966eca15c

 


最強の(笑)3人組で、小雨降る中、いざ東池袋「あうるすぽっと」へ!!

送迎はお願いしてなかったのですが、駅直結の建物に入ると、スタッフが看板などを持って何人も立っています。
チャンプと入っていった私に、身振りでエレベーターを指し示してくれます。
取り置きのチケットを受け取るカウンターでは、筆談ボードを出してきてくれました。私がUDトークのスマホを差し出すとそこに話しかけてくれ、スムーズなやりとり。

画像画像
(上)音声ガイドの案内は全部の回ではないので、別に表示
(下)上演案内と並んで字幕タブレットの案内。

 

画像こうやって、字幕やガイドを提供してますって表示してくれることで、他のお客さんもそういうサービスがあること、必要とする人がいることを知るきっかけにもなるし、会場内でも「あれ、なに??」みたいにならないで済むから、ありがたいなぁと思います。

座席に着くと、中山さんには音声ガイド用のラジオが、私にはタブレットが届けられました
タブレット、能楽祭の時は飛行機のシートのように前席の背面に埋め込まれてましたが、今回は三脚に固定されて足元に立てる方法。
タブレットは、上演中、周りの方の迷惑にならないように明るさ等が設定されていて、また、舞台を観つつ字幕を見るのに不自由のない位置と高さに自分で調整できるようになってました。

中山さんは普段使ってる機材と同じとのことで、安心してました。慣れないもの初めてのものが使いづらいのは、誰でも同じ。慣れていれば、まさに「手探り」でも使いこなせますからね。

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チャンプも足元で丸まって準備OK(寝る準備、、ですが)
実は、申し込んだ後、座席のことで劇団スタッフとのやりとりがありました。
スタッフからは前が通路の足元の広い席を提案していただいていました。
そうですよね、補助犬といえばラブラドールなど大きな犬を想像しますから。
ですが、チャンプはご存知じのとおりトイプードル。
なので、広いスペースはいらないし、人が前を通る通路沿いより中の方が落ち着いて眠れるってことで、2列めにしていただきました。
(後で気づいたのですが、最初に提案された席には、盲導犬ユーザーさんが座ってました。)

上演前のアナウンスもきちんと字幕で出ました。「物販」のことを繰り返し言って、笑いを呼んでましたが、私も一緒に笑えた!やはり嬉しい!

本編もコメディ。

ポンポン飛び出すやりとりの言葉がタブレットに映し出され、俳優さんの声が聞こえてくる気になれます。場面変換の時の音楽も「静かなピアノの音楽」とか、なんとなくイメージできる説明が流れます。(耳にけっこう響いてきたので、「静か」の基準は定かでないですが)

セリフなしで目配せや動きで表現する場面は、音声ガイドで中山さんに伝わってるようです。
事前に舞台の状況や人物の姿形衣装の説明を受けてるから、きっと彼女の頭の中でそれらが1つのシーンになっているのでしょう。
ただ、コメディならではの、ポンポンとしたスピーディなセリフの応酬は、誰が誰に向けて話しているのかを音声ガイドで把握してついていくのはかなりしんどかった、とは言ってました。
しんみりした、メロドラマならまた違うのでしょう。そのあたりはまだまだ改善や工夫の余地がありそうですね。

ともあれ、聞こえる人だけが笑うんじゃなくて、聞こえない人も笑える。
見える人だけが笑うんじゃなくて、見えない人も笑える。

笑う場面でみんな一緒に笑えるのが嬉しい。
たったそれだけのことが、嬉しい。

劇団四季の舞台を字幕メガネで見たことはありました。
でも、四季の演目全てが対応しているわけでなく、限られたものだけ。
他の舞台ではほとんどバリアフリー対応がされてないのが現実。
でも、やればできるんですよ、こうやって。

UDCastは、これまでのような映画への対応をUDCastMovie、そして今回のような舞台などはUDCastLIVEとして提供していくとのこと。
そしてLIVEは演劇だけでなく、スポーツや演芸にも広がっていく可能性を持ってます。
スポーツ観戦の場内アナウンスも楽しめるようになるかもしれない。
いつか、吉本のステージで、売れる前の芸人の中にダイヤの原石を見つけられるかもしれない!なんだか楽しみ!

ちなみに今回の会場「あうるすぽっと」(豊島区立舞台芸術交流センター)
(「あうる」はowl。フクロウのこと。池袋→いけ「ふくろう」なのです)
「多様な人々が行き交うまちの「みんなの劇場」として、人と人、人と体験をつなぐ!」のコンセプトに反しない工夫がいくつも。

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エレベータの案内は墨字(ひらがな)の上に透明アクリル板で点字が。
ひらがなであることで日本語が苦手な人にも読めるし、透明な板が重なってることで、スペースも取らない。
なるほど、な工夫。

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また、シアター内の座席や舞台のレイアウトの触図もありました。
(劇の主人公?ゴーレムのレプリカを触ることができなかったのは残念。どんな形なのか、土の感触とか、中山さんに手で見せてあげたかったな。)

全てが100点満点ではないけど、でもこんなふうに、見えない人、聞こえない人にも楽しんでもらいたい!と、取り組んでくれることはやっぱり嬉しい。行ってよかった!(劇も面白かったし〜)

障害者へのサポート、支援っていうと、日常生活必要最低限のことだけなことが多い。
生きていくために必要なことへのサポートや支援はもちろんろん不可欠。
でも、娯楽だって大事な要素だと思うのです。
障害があろうと、なかろうと、補助犬を連れていようと、映画を観たい、舞台を観たい、お笑いを楽しみたい、スポーツ観戦したい、そんな思いはおなじ。

ちょっとした工夫や配慮や設備、、それによってお客さんの層が広がるなら興行的にも良いことなんじゃないかな?と思います。
だって、字幕や音声ガイドがなかったら、私たちはヨーロッパ企画さんのこと知らないままだったし、ゴーレムの舞台を観にいくこともなかったから。ちゃんと楽しめるから、割引がなくったっていい。
その分のコストをかけて、より多くの人が楽しめるようにしてくれる方が嬉しい。そんな社会になる方が嬉しい。

これからも情報センターのバリアフリーリサーチャー3人組はあっちこっち行って、試し、楽しみ、次に繋がる活動にしていきたいなぁ、と思っています。

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チャンプも一緒に、ね!

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第14回「ほじょ犬レポート」(インターン生チャレンジ!)
 2022年8月9日 掲載

 日本補助犬情報センターでは、ヤマザキ動物看護大学より、補助犬の普及啓発に関心のあるインターン生を受け入れています。
 7月の高校生向けの講演会に来てもらいました。実際に聴導犬ユーザーさんのお話を聞いて、どんなことを感じたのか記事にまとめてもらいました!
 

大学生インターンがチャレンジ!!「ほじょ犬レポート」

 711()、東京都人権プラザにて高校生へ向けての補助犬セミナーを見学させて頂きました。当日は、高校生30人程が参加していました。

 最初に、人権プラザの館内の展示物見学と、車椅子体験をしていました。車椅子を体験し、普段私たちが何気なく生活している中でのバリアに少しでも気づくことが出来たのではないかと思います。車椅子に乗っているとドアの開閉もとても困難そうにしている高校生が多く見られました。

車いす体験ブース

車いす体験ブース

聴導犬チャンプくん

聴導犬のチャンプくん

 そしていよいよ補助犬セミナーが始まりました。日本補助犬情報センターの橋爪智子さんから、補助犬とはどのような犬なのか、また補助犬の現状についての講演を聞きました。そして、ゲストスピーカーの聴導犬ユーザーの松本さんとパートナーであるトイプードルのチャンプくんが登場しました。高校生たちは可愛らしいチャンプくんを見て少しザワついた様子でした。

 一見、普通のペットに見えるチャンプくん。松本さんが「チャンプくんが聴導犬には見えない人?」と聞くと多くの高校生が手を挙げていました。


 松本さんのお話が始まり、テレビや音楽など私たちが普段意識している音には準備や工夫ができるが意識していない、また意識していても無視している音をチャンプくんが教えてくれると教えて頂きました。


音を報せるチャンプくん

 そこで、聴導犬の役割であるパートナーに音を報せるデモンストレーションが始まりました。タイマーの音と、インターフォンの音をチャンプくんは楽しそうに報せてくれます。チャンプくんはゲーム感覚で音を報せてくれているので、とても楽しそうで可愛らしかったです。
 また、実際にチャンプくんのお仕事ぶりを見て高校生達は驚いているように見えました。

 聴覚障害は、見た目では分からない障害です。もしかしたら今、同じ空間にいるかもしれません。見ただけでは気づくことは出来ませんが、聴導犬がいる事で私達は気づく事ができます。緊急時に、今何が起きているか伝えることが出来ると今回お話を聞いて思いました。そしてこの事を沢山の人に知っていただき、緊急時にはメモを活用するなどして今何が起きているか伝えてほしいと思います。

 20年前に身体障害者補助犬法が施行されましたが、まだ同伴拒否が起きているのが現状です。なぜ同伴拒否が無くならないのか?それは法律を知らない人が多いからです。1人でも多くの方に補助犬法について知っていただきたいと改めて思いました。

(インターン生:ヤマザキ動物看護大学 3年 後町)



第13回 「補助犬との暮らし ~君のパートナー補助犬だワン~(明治大学M-Navi学生向けセミナー)」
 2022年1月14日 掲載

2021年10月24日(日)、明治大学のM-Navi学生委員会(*)の皆さんよりご依頼をいただき、3種の補助犬ユーザーさんたちとご一緒にオンラインでセミナーを実施しました。

当日のセミナーの様子を参加した学生の皆さんがまとめてくださいましたので、ご紹介いたします。


補助犬との暮らし~君のパートナー補助犬だワン~

明治大学M-Navi学生委員会

第一部 クロストーク~補助犬についての啓発活動~

補助犬を取り巻く問題について日本補助犬情報センター・専務理事兼事務局長・橋爪智子さまをお招きし、補助犬について・補助犬とユーザー様を取り巻く社会問題をユーザー様とのクロストークをしていただきました。
補助犬は盲導犬・聴導犬・介助犬の3種類あります。補助犬たちはそれぞれのユーザー様と一緒に暮らしながら、その生活お手伝いをしています。補助犬と暮らすようになったからこそ、前向きになれた、笑顔が増えた、というユーザー様のお話から、ユーザー様と補助犬の間にはお手伝いをする以上の信頼関係があることをしりました。
お店などでは、まだまだ補助犬の受け入れ拒否が多く補助犬への理解が進んでいるとはいえません。全員に優しい社会をかたちづくるには、まず正しい知識を持つことが大切です。

講師・ユーザーの皆様


第二部 質疑応答~ユーザー様の実際のお話を聞こう~

この時間では、補助犬と一緒に暮らすユーザー様へわたしたちの質問をお答えいただきました!
まずはスタッフから「コロナ禍において大変なこと」「私たち大学生に伝えたいこと」をお聞きしました。コロナ禍で大変なこと、反対に家にいるからこそ新しく始めたことを紹介してくださったり、これから就職を迎える私たちへのメッセージなど、前向きな言葉をたくさんいただきました!
その後、参加者の皆様にも質問をたくさんいただき、皆様の大変高い意欲を感じました。特に多かったのは、ユーザー様を街中でお見かけしたときに私たちなにができるのか、補助犬と暮らしていて感じることについてが多く寄せられました。
そのお答えのなかで共通していたのは、想像力を働かせることが私たちが補助犬ユーザー様に寄り添う最も良い手段の一つだということです。想像力と話しかける少しの勇気が大切と気づきました。

参加者の皆様の感想を一部紹介します!
「障がいをお持ちの方から直接お話を伺うことが初めてだったため、自分では全く気が付くことができなかった視点を教えていただき想像力を持つことの大切さを再認識しました。お話の通り、お互いがお互いのできないことをカバーし合う考え方を持っていられるような人間でいたいなと思います。」
「実際にユーザー様からの声が聞けてためになりました。もし補助犬を連れているユーザー様を見かけたら声をかけようと思いました。」
「補助犬とユーザー様の間の絆に感動しました。素敵な関係性でした。「障害者の方」という見方を変えることが大事だと知れてよかったです。」
「ユーザー様の声を実際に聞くことができ、大変勉強になりました!」

参加者の方々、講師・ユーザーの皆様の写真。

 

*ウェブサイト掲載にあたり、M-Navi学生委員会様よりいただいた原稿の構成を一部変更しています。

元の原稿もぜひご覧ください!(下の画像をクリックすると、大きく表示されます)

 

*M-Naviとは“Meiji Navigation”を縮めたもので、明治大学で学ぶ学生をナビゲートするという意味を表しています。明治大学における学部や学科の中で学び身に付けていく「基礎学力」や「専門知識」に加えて、それらを上手く活用していくための「力」(社会人基礎力)を身に付けるためのナビゲーターの役割を果たす学生支援プログラムの一つです。教職員と有志の学部学生(M-Navi学生委員)で構成されるM-Navi委員会により運営を行っています。URL:https://www.meiji.ac.jp/campus/mnp/6t5h7p00000hfuo7.html