特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター|身体障害者補助犬に関する情報提供、相談業務を行う学術団体です。

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FAQ-0029「補助犬への指示はどうして英語なの?」

ユーザーさんが補助犬たちへ指示する言葉を聞いたことはありますか?

盲導犬は「ストレートゴー」(まっすぐ進め)、介助犬は「テイク〇〇」(〇〇持ってきて)、などなど、基本的に指示語(動詞)は英語で伝えています。ほめる時の言葉も「グッド!」ですね。

英語で伝える理由は、「日本語だと、人によって言い方や方言が異なり、犬が混乱するから」です。

日本語は一つの単語でもいろいろな言い方がありますよね。「座って」「座れ」「お座りして」…。座ってほしいことを伝えるだけでも、こんなにたくさんの言い方が!また、地域によっては方言で、まったく違う言葉になることもあります。

でも、英語なら「シット」という言い方しかありません。補助犬たちは統一された言い方で、混乱せずにユーザーさんの指示に従うことができます。